僕は保育園児の頃はそれなりの家に住んでました。
現在、その土地に3軒の家が建ってますので、そこそこ広い敷地でした。
確かボロボロの木造と、鉄筋の平屋の2軒が建っていたと思います。
僕は子供の頃、2階建ての家に憧れていました。
家に階段があるお家が羨ましかったのを覚えています。
で、諸事情によりこの家を失うわけです。
次にお世話になった親戚の家はなんと3階建てだったんです。
嬉しくてこっそり友達を呼んで自慢した覚えもあります。
再び両親との生活に戻った時の家は・・・
小さな平屋のぼっとん便所でした(泣)。
水道も無かったので、友達が来たいと言っても断固拒否してました。
どうしても断り切れず、一度だけ高校の友人達を招き入れた事がありました。
その時は「今、水道工事中だから水が出ないんさ。」と嘘をつきました。
みんな、ごめん!可愛い嘘は許してほしい。
そんな事もあり、僕は人一倍、「誰が来ても恥ずかしくない家」に憧れてました。
僕は今現在、一戸建ての持ち家に住んでますが、家を建てる時に、
最低限の安い家にするか、飛び切り贅沢な家にするかで迷いました。
出した答えは・・・
一生に一度の買い物だし、ずっと暮らすなら快適な空間の方が良いと考え、
飛び切り贅沢な家になりました。
というのも、展示会で見た家に一目惚れしてしまったのです。
室内の雰囲気、開放感のあるリビング、遊び心を感じる地下室という響き、
子供の頃に憧れた秘密基地みたいな間取りでした。
長年の夢が叶うと思って、めちゃくちゃ浮かれてました。
見栄もあったんでしょうね、結構デカい家になりました。
でも「これでいい」ではなく「これがいい」で選んだので
今も満足しています。誰を招いても恥ずかしくありません。
ここで以前少しだけ触れた住宅ローンの話をします。
我が家は2010年に注文住宅にて一戸建ての家を建てました。
金額を明かしますと、僕の記憶では確か建物だけで3,300万円だったかと。
借金額をできるだけ少なくしたかったので、頭金を多めに出しました。
この頃、家計の管理は妻に任せっきりでしたので、
しっかり貯めてくれていた妻に感謝しています。
2,000万円を住宅ローンで組みました。
この時、僕が考えてたのは、できるだけ総支払額を少なくしたいという事。
まず何を考えるか? 当然、金利が安い方が良い。
まず金利には大きく分けて変動金利と固定金利がある。
僕はプロではないから、本当にざっくりだけ触れるとその名の通り、
変動金利は市場の金利動向によって金利が変わります。
基本的に半年ごとに見直しがあるみたいですが、急に上がったりすると困るので、
5年ルールや125%ルールというルールもあったりします。
一般的に変動金利の方が金利が安い傾向にあります。
固定金利も読んでその字のまま、返済期間を決めてその期間中は金利が固定になります。
市場金利が上がっても固定金利は上がりませんが、
その分、変動金利より少し高い傾向にあります。
よく聞くフラット35は35年の固定金利ですね。
ここでもう一つ、重要な事をお話しします。
返済方法も大きく分けて2つあります。
それは「元金均等返済」と「元利均等返済」です。
この話をすると、「???」となる人も結構多いんですよね。
これって営業マンも敢えて説明しないんでしょうかね?
結論から言うと総支払額が少なくなるのは「元金均等返済」の方です。
という事は僕が思うに、金融機関にとっては元利均等返済の方が儲かる、
イコール借りる側の負担が増える、という事だと思います。
「元金均等返済」の取り扱いがない金融機関もあるみたいですが、
客側が言わなければ、「元利均等返済」でしれっと契約してしまうんでしょうか?
「毎月の支払額が同じで計画が立てやすいですよ」とでも言って・・・。
せっかくなので「元金均等返済」を簡単にだけ説明します。
あくまでもイメージですので、年利など細かい計算は考えません。
まず1000万借りたとします。
元金を均等に返済なので10回なら100万ずつ返すわけです。
最初は1000万円に金利がかかります。
では次は?100万円返したから900万円に金利がかかります。
ではその次は?同様に100万円返したから800万円に金利がかかるわけです。
というように、元金が減ると利息分も段々減っていくので、
1回の返済額も、110万、109万、108万・・・という感じで
最初が一番多く、後になるほど段々減っていくわけです。
つまり、最初の返済額が無理のない金額なら後になるほど楽になるわけです。
僕は返済総額も少なくなるし、精神的にも安心だと思いこちらにしました。
ただ営業マンからはその話が出なかったので、自分から切り出しました。
世の中、知らないって事は損に繋がりますから、何事も準備が大切です。
僕が契約をした2010年当時はリーマンショック後で不景気、真っ只中。
日銀もゼロ金利政策から抜け出せずにいたわけです。
つまり市場金利も歴史的低水準だったので、
今後は上がる幅は無限大だけど、下がる幅は少ないだろうと考えてました。
あと、「変動金利」や「10年固定」等にして、その都度借り換えるにしても
借り換えの手数料や、手間暇や時間を考えると、コスパが悪いかなと思いました。
以上の考えから、僕はフラット35元金均等返済にしました。
今現在の返済状況に関してはまた次にしたいと思います。
今日のお写真は親戚の方にいただいたビッグな牛肉!
調理プレートからはみ出しそうです。
やっぱり牛肉は柔らかくて美味しい!
我が家ではいつも100グラム100円前後の豚肉・・・。または鶏肉・・・。
ありがたや、ありがたや。
非常に美味しくいただきました。
ありがとうございます。