先に言っておきますと、私はいわゆる「立派な人間」ではありません。
高校は進学校でしたが、勉強をサボっていたため、成績はかなり下の方でした。
高校の卒業時、受験すらせず?、アルバイトをしながらパチンコ三昧でした。
(?を付けたのは記憶が曖昧で2年後には大学受験をしているためです。)
私と同じような自称浪人生が他に2人いましたので、いつも3人で遊んでいました。
毎朝、開店前のパチ屋で顔を合わせたり、競輪や競艇、釣り、麻雀、ゲーム、漫画、
ボーリング、ビリヤード、原付レース、ドライブ・・・と、毎日好き放題に遊んでました。
たまにバイトもしていましたが、ほぼパチプロ生活でした。
今思えば、ある意味サイドFIREみたいで自由で楽しかったです。
パチンコも当時は勝ちやすい環境が色々とあって恵まれていたのです。
今でも強く印象に残っている事があるのですが、私に台選びのコツを聞いてきた主婦が
「2日で30万円負けてる」って言っているのを聞いて
「旦那さんが頑張って稼いだお金がこんな事に使われるのってどうなんだろう?」
と、若いなりにも思う事がありました。たぶん一生忘れないでしょう。
私はその頃から常に通帳にはそれなりの預金がありました。
遊んだり奢ったりするのも、その預金を残した上で、余剰資金でしてました。
今でもそうなんですが、私は資産が増えていかないと不安になるのです。
投資という物は損失は当たり前に出るし、退場者、再起不能者も多数出ます。
投資に限った事ではなく、お金の世界で生き残りやすいのは、
やはり私のようなビビりな人間なのでしょう。
もしあの頃、株という物を知っていたら・・・もっと違う人生だったかもしれません。